「Googleでは検索順位が付いているのに、ChatGPTでは自分の記事が出てくるのだろうか?」
ブログを運営していると、こんな疑問が出てきます。
2026年現在、ChatGPTは必要に応じてWebを検索し、回答の中で参考にしたWebページを引用・リンクできます。OpenAI公式も、公開WebサイトはChatGPT検索に表示される可能性があると説明しています。
ただし、Googleにインデックスされている = ChatGPTに引用されるではありません。
この記事では、自分のブログがChatGPTに表示される状態になっているか、実際に記事が引用されているか、ChatGPTからアクセスが来ているか、複数キーワードを継続的に監視する方法まで順番に確認します。
※本記事にはアフィリエイトリンクを含む場合があります。
- 結論:3段階で確認すると分かりやすい
- 1. まずOAI-SearchBotをブロックしていないか確認する
- OAI-SearchBotとGPTBotは別物
- 2. ChatGPT Searchで自分の記事を実際に検索する
- 3. 1つの質問だけで判断しない
- 4. 自分のブランド名も検索する
- 5. Google検索順位とChatGPT引用を比較する
- 6. GA4でChatGPTから本当にアクセスが来ているか調べる
- 7. 記録用の表を作っておく
- 無料レポートで全体像を確認する
- 8. 数十〜数百の質問を追うならAI Visibilityツールを使う
- OmniSEO
- SpyderBot
- OmniSEOとSpyderBotはどちらを選ぶ?
- ChatGPTに引用されやすくするには?
- Google SEOだけを見る時代から、AI検索も測る時代へ
- まとめ
- 関連記事
結論:3段階で確認すると分かりやすい
ChatGPTでの露出は、大きく3段階に分けて考えると分かりやすいです。
1. ChatGPTがサイトをクロールできる
まず、OpenAIの検索用クローラーがサイトにアクセスできる状態になっている必要があります。
2. 実際の回答で記事が引用される
クロール可能だからといって、必ず引用されるわけではありません。ユーザーの質問に対して関連性が高いと判断された場合に、情報源の一つとして表示される可能性があります。
3. ChatGPTから実際に読者が来る
引用されても、リンクがクリックされなければアクセスにはなりません。そのため最終的にはGA4などで、ChatGPT経由のアクセスが発生しているかまで確認します。
つまり、クロール可能 → 引用される → クリックされるの3段階です。
1. まずOAI-SearchBotをブロックしていないか確認する
最初に確認したいのがrobots.txtです。
自分のサイトのURLの最後に/robots.txtを付けてアクセスします。たとえばhttps://example.com/robots.txtです。
ここでOpenAIの検索用クローラーであるOAI-SearchBotを拒否していないか確認します。
OpenAI公式によると、ChatGPT検索の対象になりやすくするにはOAI-SearchBotのクロールを許可する必要があります。また、サーバーやCDN側でもOpenAIが公開している検索BotのIPアドレスをブロックしていないことが重要です。
User-agent: OAI-SearchBot
Allow: /
ただし、これを書いたからといってChatGPTで上位表示されるわけではありません。OpenAI自身も、ChatGPT Searchでは複数の要因で検索結果を決定しており、掲載順位は保証されないと説明しています。
OAI-SearchBotとGPTBotは別物
ここは特に間違えやすいポイントです。
OpenAIにはOAI-SearchBotとGPTBotがあります。この2つは目的が異なります。
| Bot | 主な用途 |
|---|---|
| OAI-SearchBot | ChatGPT検索でWebページを発見・表示するため |
| GPTBot | モデル改善・学習に利用される可能性のあるコンテンツの取得 |
つまり、「AIの学習には使ってほしくないけれど、ChatGPT検索には表示されたい」という設定も考えられます。
「GPTBotを拒否したらChatGPT検索にも絶対出ない」と考える必要はありません。検索で重要なのはOAI-SearchBotです。
2. ChatGPT Searchで自分の記事を実際に検索する
次は最も簡単な方法です。ChatGPTでWeb検索を有効にして、自分がGoogle SEOで狙っているキーワードを質問します。
たとえばAIブログを運営しているなら、
Seedance 2.5と2.0の違いを初心者向けに説明して。参考にしたWebサイトも表示してください。
のように質問します。
回答が生成されたら、表示されている引用・情報源を確認します。そこで自分のドメインが出ていれば、その質問では自分の記事がChatGPTの情報源として使われたことを確認できます。
一次情報の作り方の例として、このサイトではSeedance 2.5を同じプロンプトで検証した記事も公開しています。AI検索を測るときも、こうした独自検証記事がどう扱われるかを見ると比較しやすくなります。
3. 1つの質問だけで判断しない
1回質問して自分の記事が出なかったからといって、「ChatGPTに評価されていない」とは限りません。
ChatGPT Searchは、質問内容に応じて検索クエリを書き換えたり、複数の検索を行ったりすることがあります。そのため、同じ記事でも複数の質問で確認した方がよいでしょう。
たとえば「Seedance 2.5比較」の記事なら、次のように質問を変えます。
- Seedance 2.5と2.0の違いは?
- Seedance 2.5とMiniはどっちがおすすめ?
- Seedance 2.5は初心者でも使える?
- Seedance 2.5の料金は?
- Seedance 2.5で同じキャラクターを固定する方法は?
検索順位を見るときに1キーワードだけ確認しないのと同じです。ChatGPTでも、記事単位ではなく「質問・プロンプト単位」で露出を確認するという考え方が重要になります。
4. 自分のブランド名も検索する
一般キーワードだけではなく、自分のブログ名やサイト名でも確認してみましょう。
- 「○○」というサイトについて教えて
- ○○でSeedanceについて書かれている記事を探して
- ○○の記事を参考にSeedance 2.5について説明して
ここで自分のサイトが正しく認識されるかを見ることができます。
ただし、ブランド名を直接指定した検索と、「Seedance 2.5 比較」のような一般検索では難易度が全く違います。ブランド名で表示されたからといって、一般キーワードでも引用されるとは限りません。
5. Google検索順位とChatGPT引用を比較する
Google Search Consoleで順位が付いているキーワードと、ChatGPTで引用される質問を比較します。
| キーワード | Google順位 | ChatGPT引用 |
|---|---|---|
| Codex ブログ | 6位 | あり / なし |
| Seedance 2.5 比較 | 12位 | あり / なし |
| Seedance キャラクター固定 | 8位 | あり / なし |
すると、Googleでは強いのにChatGPTでは出ない、あるいは逆に、Google順位は低いのにChatGPTでは引用されるという記事が見つかる可能性があります。
従来SEOの改善手順も並行して確認したい場合は、CodexのSEO監査スキルで公開前チェックする方法も参考にしてください。Google SEOとAI検索を別々に測ると、どこで差が出ているか見やすくなります。
6. GA4でChatGPTから本当にアクセスが来ているか調べる
引用されたかを確認したら、次は実際に読者が来ているか確認します。
OpenAI公式によると、ChatGPT検索からWebサイトへ移動するリンクにはutm_source=chatgpt.comが自動的に付与されます。そのためGoogle Analyticsなどで、ChatGPT検索からの流入を追跡できます。
GA4を使っている場合は、トラフィック獲得レポートなどでchatgpt.comを検索してみましょう。
アクセスが確認できれば、ChatGPTに表示されただけではなく、ChatGPTから実際に読者を獲得できたところまで確認できます。
7. 記録用の表を作っておく
最初はExcelやGoogleスプレッドシートで十分です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 確認日 | 2026/○/○ |
| 質問 | Seedance 2.5と2.0の違いは? |
| 自サイト引用 | ○ / × |
| 引用URL | 対象記事 |
| 競合サイト | ○○ |
| Google順位 | 8位 |
| ChatGPT流入 | 3 |
| メモ | 比較表部分が引用された可能性 |
10〜20個程度なら手作業でも管理できます。問題は、記事数と確認したい質問が増えてきた場合です。
無料レポートで全体像を確認する
手作業で確認する質問が増えたら、無料レポートを使って「どのAIサービスを優先的に見るか」の仮説を作ります。ただし、レポートの数字はGA4の実測値と同じではありません。推定値・集計方法・公開範囲を確認し、収益やPVを数字だけで断定しないことが大切です。

当ブログでSpyderBotの無料概要を確認した結果
2026年9月6日に当ブログ theroadtoaimastery.com をSpyderBotの無料概要で確認したところ、直近30日について次の表示がありました。
| 表示項目 | 表示値 |
|---|---|
| AI経由の推定訪問 | 87 |
| ChatGPT | 43 |
| Gemini | 14 |
| Perplexity | 11 |
| Copilot | 8 |
| Grok | 5 |
この数値は「実際に87人が必ず訪問した」と確定するアクセス解析ではなく、同サービス上の推定表示です。GA4の参照元、アフィリエイトリンクのクリック、実際の成果と突き合わせて判断します。
有料ツールを検討する順番
- 読者が入力しそうな質問をChatGPTなどで手動確認する
- 無料レポートで、確認対象のAIサービスや競合の仮説を作る
- 複数の質問・競合・AIサービスを毎週追う必要が出たときだけ、有料の継続監視を検討する
OmniSEOとSpyderBotの料金・対応AI・向いている人は、OmniSEOとSpyderBotの比較記事で確認できます。
8. 数十〜数百の質問を追うならAI Visibilityツールを使う
たとえば50記事 × 10質問を確認すると、それだけで500回です。毎週手作業でChatGPT・Gemini・Perplexityを確認するのは現実的ではありません。
そこで登場しているのが、AI VisibilityやGEO(Generative Engine Optimization)と呼ばれる分野のツールです。
2026年現在では、ChatGPT・Google AI Overviews・Perplexityなどで、自社が表示されたか、競合が表示されたか、どんな質問で推薦されたか、AIからどう認識されているかをまとめて追跡するサービスが増えています。
OmniSEO
OmniSEOは、ChatGPT・Google AI Overviews・Perplexityなどでブランドがどの程度表示されているかを測定するAI Visibility Platformです。
料金は現在、Essentials:月額89ドルからです。個人ブログで数個のキーワードだけを確認するなら、最初から契約する必要はないでしょう。
一方で、50以上の質問を追いたい、複数AIをまとめて確認したい、競合サイトと比較したい、AI検索を本格的な集客チャネルとして伸ばしたい、という段階では手作業より管理しやすくなります。
SpyderBot
SpyderBotではChatGPT、Gemini、Perplexityなど複数のLLMについて、ブランドの表示・推薦・発見状況を分析できます。
現在は無料プランがあり、有料のGoプランは月額50ドルからです。個人ブログなら、手動確認 → 無料プラン → 必要になったら有料の順番で十分だと思います。
OmniSEOとSpyderBotはどちらを選ぶ?
| OmniSEO | SpyderBot | |
|---|---|---|
| 開始料金 | $89/月 | 無料〜 |
| 有料開始 | $89/月 | $50/月 |
| ChatGPT追跡 | ○ | ○ |
| Gemini等 | プランによる | ○ |
| 個人ブログ | 本格運用向き | 始めやすい |
| 企業・代理店 | 相性が良い | 相性が良い |
個人ブログで「まず自分の記事がChatGPTに出るか知りたい」というだけなら、有料ツールは不要です。この記事で紹介した方法で十分確認できます。
一方、「どの質問で自分が出ているか毎週追いたい」となった段階で、こうしたツールを検討するとよいでしょう。
2サービスの料金・機能・向いている人を詳しく比較した記事は、OmniSEOとSpyderBotの徹底比較【2026年】にまとめています。
ChatGPTに引用されやすくするには?
残念ながら、これをすれば必ずChatGPTに引用されるという方法はありません。
ただし最低限、次の施策は行っておく価値があります。
- OAI-SearchBotをブロックしない
- ページを公開状態にする
- 質問に直接答える
- 情報源や一次情報を明確にする
- 古い情報を更新する
- 比較表・具体例・検証結果を入れる
- 誰が書いた情報なのか分かるようにする
特にAIについての記事では情報の変化が速いため、「実際に試した結果」、「同じ条件で比較した結果」、「失敗した例」など、他サイトが簡単にコピーできない情報を増やすことが重要だと考えています。
Google SEOだけを見る時代から、AI検索も測る時代へ
これまでブログ運営ではGoogle Search Consoleを開いて、表示回数、掲載順位、クリック数、CTRを見るのが一般的でした。
これからはそこに、ChatGPTで引用された質問数、AI検索からのアクセス数という指標を追加してもよいかもしれません。
重要なのは「GEOという新しい言葉が流行っているから対策する」ことではありません。実際に自分のブログについて、ChatGPTに出ているのか?を確認することです。
まとめ
- robots.txtでOAI-SearchBotをブロックしていないか確認する
- ChatGPT Searchで狙っている質問を検索する
- 回答の引用元を確認する
- 複数の質問パターンでテストする
- Google検索順位と比較する
- GA4でchatgpt.comからのアクセスを確認する
- 数が増えてきたらAI Visibilityツールを使う
最初から有料ツールを契約する必要はありません。まず無料で10〜20個程度の質問を確認する。それで、「ChatGPT経由の検索流入を本格的に増やしたい」となってからOmniSEOやSpyderBotなどを使う方が合理的です。

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